独身40代の終活
40代で終活? 意外に思われる人も多いでしょう。人生で最も精力的な世代で、仕事に家庭に大きな責任感があります。40代の終活が決して早すぎる、ということはありません。終活を通して、身の回りの整理する術(すべ)を身につけ、金銭や物事をきちんと管理する力を養えるなど、日常生活とリンクしている部分も多いからです。
40代の終活の背景
40代の終活を大々的にアピールしたのは、タレントの坂上忍さんです。自身がMCを務めるテレビ番組で、相続や葬儀などの一切を整理して、終活を完了したことを明らかにしました。2017年5月のことで、このときの坂上さんは49歳でした。 一般人よりも高収入とされる芸能人とあって、終活の意識の高さがあります。坂上さんの同世代の40代の友人・知人も、終活を実践したり、検討している人が多くいるということも打ち明けていました。 世帯を持っている40代の多くの人は、子どもが高校から大学進学をする時期を迎えます。仕事に脂がのりきっていると同時に、最も支出が増える世代です。坂上さんのように、40代の終活は万が一に備えて、非常に理にかなっています。
40代の終活で、できること
40代の終活でやるべきことは、自分に万が一のことがあった場合、家族の生活を考えることです。生命保険の適用条件や学資保険など、配偶者と一度、シミュレーションしてみることが大事です。意外なことが分かるかもしれません。 例えば、子どもが高校を卒業した場合の進学で費用はいくらかかるのか。生活費でどのぐらい必要なのか。不測の事態に備えて、金額を算出してみましょう。もし、不足するなら預貯金を増やしたり、生命保険の見直しも必要になります。こうした意識づけだけでも、立派な終活です。 近年の晩婚化によって、40代でも男女を通して独身者も多くいます。この場合、両親は既に高齢者ですので、万が一に備えて親の負担を軽減させる意味合いも出てきます。ある程度、まとまった金銭を親に預けておくことも方策として考えられます。
終活について
終活とは
終活という言葉が、今ではすっかり定着しています。現代のさまざまな背景が要因となって、終活が定義づけられました。一方で終活では何をしたらいいのか、という疑問を持つ人もいます。そこで、終活の背景とやるべきことを5つ挙げて説明します。終活とはの詳細をもっと読む
30代の終活・生前整理
30代で行う終活は、あまりピンときませんよね。仕事では役職に就くような世代で、気力・体力とも充実しています。一見して、とても終活には無縁のような気がします。その一方で30代の約半数は未婚という調査結果があります。万が一に備え、身近に親族がいなければ、終活を考える必要性が出てきます。30代の終活・生前整理の詳細をもっと読む
独身40代の終活
意外に思われる人も多いでしょう。人生で最も精力的な世代で、仕事に家庭に大きな責任感があります。40代の終活が決して早すぎる、ということはありません。終活を通して、身の回りの整理する術(すべ)を身につけ、金銭や物事をきちんと管理する力を養えるなど、日常生活とリンクしている部分も多いからです。独身40代の終活の詳細をもっと読む
50代からの終活
終活を始める適齢期はあるのでしょうか? いつから始めるのがいいのでしょうか? というような疑問を持たれる人も多いかと思います。しかし、その答えはありません。なぜなら、人によって家族構成も違うし、ライフスタイルも異なるからです。では50代の終活はどうなのでしょうか。50代からの終活の詳細をもっと読む