30代の終活・生前整理
30代で行う終活は、あまりピンときませんよね。仕事では役職に就くような世代で、気力・体力とも充実しています。一見して、とても終活には無縁のような気がします。その一方で30代の約半数は未婚という調査結果があります。万が一に備え、身近に親族がいなければ、終活を考える必要性が出てきます。
30代の終活の背景
2015年の国勢調査によると、50歳までに一度も結婚したことがない「生涯未婚率」が過去最高を更新しました。男性が23.37%、女性が14.07%です。30代前半で48%、後半で36%が未婚です。日本を取り巻く経済的な問題も背景にありますが、年々上昇傾向にあると分析しています。 厚生労働省などによると、30代の人が40歳を迎える前に亡くなる確率は0.9%です。100人に1人の割合になります。早急に終活をする必要はありませんが、終活に関する意識を持って理解を深めていくことが大切です。少しずつでも、終活に対するアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。 30代は配偶者がいないケースが多いので、万が一の際には両親や兄弟姉妹に負担をかけることになります。当然、両親や兄弟姉妹と別居しているケースでは、30代といえども終活が非常に役立ちます。
30代の終活で、できること
30代は一説では「デジタルネイティブ」とも呼ばれる世代です。学生時代からインターネットやパソコンが普及していた世代に該当します。40代に比べてさらに違和感なく、スマホなどの携帯端末機器を使いこなせる人も多くいます。 日常生活でもIT機器を駆使しており、インターネット通販やネットバンキングなどで日常的に決済をしています。光熱費や買い物のほぼ全てをスマホなどの端末を介して決済していると、万が一の際には解約手続きが難航します。 50~60代の親世代にとって、多くの人がITに不慣れです。エンディングノートなどで、ネットバンキングへのIDやパスワード、光熱費など日常決済をしているサイトへのアクセス方法を記しておくことが必要です。デジタル化が進んでも、アナログ的な手法で記録しておくことが、いつの時代でも大事だといえます。
終活について
終活とは
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