よくある質問
- お葬式の通夜と告別式は、何時間かかりますか?
- 通夜は一般的に、6時から始まりますが、遺族・親族等は1時間前に集合し、30分前に着席します。続いて焼香をあげる参列者は5時30分からしだいに集まりはじめ、読経を唱える僧侶は5分前に入場し、6時から開式します。10分後に遺族、親族から、その後参列者がそれぞれ焼香をあげます。1時間で僧侶による読経を終えた後、通夜ぶるまいと称して、お寿司、お酒などを提供します。約1時間懇談した後、8時には終えますので、都市部は2時間で終わります。しかし、地方では、通夜は伝統的に一日中起きて、親族や親しい方と懇談する例もあります。なお、家族葬では通夜を省略する例が増えてきました。告別式では、11時もしくは12時から開始し、遺族・親族集合は通夜と同様に1時間前です。僧侶の読経が20分間続いた後、通夜の例と同様に焼香し、大規模な告別式でなければ、1時間くらいで告別式は閉会します。その後、遺族・親族、ごく親しい参列者が火葬場に行き、骨揚げをします。この後、初七日法要を行なう場合もありますが、家族葬を中心に最近は省略するケースも増え、遺族・親族などごく親しい方々で精進落としを行ないます。一般葬では約3時間から4時間、家族葬では3時間というケースが増えてきてなるべく簡略化する動きとなっています。なお、地方では、お寺の檀家になっている場合が多いことから、何日も行なう場所もあります。
- お葬式 服装について教えてください
- 男性は、喪服用の背広でネクタイも靴下も黒に統一するというシンプルな服装です。女性は喪主であっても昔は和服が主流でしたが最近では洋服の例も増えています。洋装の場合、色は黒のみで、ワンピーススーツ、アンサンブルなどで、夏でも袖を長くし、スカート丈はひざ下からくるぶしまでと、肌の露出を極端に控え、アクセサリー類を外すのが一般的です。ただし、参列者として出席する通夜の場合はこの限りではなく、男性も黒もしくは濃い紺色系の背広で、ネクタイが黒であれば失礼にあたりません。女性についてもシンプルで地味な色合いの物であれば問題はありません。
- お葬式のメイクについて教えてください
- 男性であれば清潔さを保つだけで十分です。女性であれば、ノーメイクであるべきという方もおりますが、むしろ派手ではないフォーマルなメイクを心がけるべきです。ですから、当然、アイシャドー、チーク、リップグロスなどはNGです。派手なネイルをしていれば落とす必要があります。あくまで自然な肌合いに見えるメイクを心がけて下さい。遺族や親族で派手な髪型・髪色をしている方がいれば、参列者から奇異の目で見られても仕方がありませんが葬儀・葬式は別です。
- 葬儀社を選ぶ基準を教えてください。
- 心の準備がないまま、当然の「死」。万が一に備えて事前に確認をしておきましょう。家族で話し合い、葬儀の形を「一般葬」か「家族葬」の選択を生前のうちから決めておきましょう。葬儀社でも特徴や得意・不得意分野が当然あり、自分の希望する葬儀の形にあった葬儀社を選ぶことが大切です。パンフレットやインターネットの情報を参考に、一般葬であればA社、家族葬であればB社としていくことを生前に決めておきましょう。
- 葬儀代金は誰が支払いますか?
- 基本的には喪主です。法律で決まっていることではありませんが、社会通念上、通夜や告別式を主催した人物が責任をもって葬儀代金を支払うこととなっており、それは喪主にあたります。しかし、喪主が貧困であった場合、親族や親戚に応分の負担をお願いすることも思料されてしかるべきだと考えます。しかし、これらの方々が断った場合、やはり喪主が最終責任をもって葬儀代金を支払いましょう。
- 供花(献花)は、誰が送るのでしょうか?
- 供花とは、弔意を示すために贈られる花です。故人に供える花で、死者の霊を慰めると同時に、会場を飾る意味合いもあります。しかし、供花も献花も宗教によって贈る花が異なり注意が必要です。最近はこだわらなくなったケースが増えております。参列する親族のほか、遠方で参列できなかった親族や親族以外で故人と親しかった人やお世話になった人、会社での取引が盛んな人など、故人を悼む意味で贈ることが出来ます。一方、献花は、参列者が祭壇に供える花のことをいいます。キリスト教の葬儀ではお焼香の代用になるものです。1人1本ずつ花をとって、順番に祭壇の上に置いてお供えします。花はあらかじめ用意されているものを使用します。これはキリスト教に限らず、企業の会長や社長が亡くなったとき、業界関係者が多数集まったときに、告別式や通夜とは別に、お別れの会や偲ぶ会で行なわれるケースも多いです。
葬儀プラン
家族葬
通夜・告別式をご家族、親しい方で密葬で執り行うお葬式プランです。
一日葬
最低限の葬儀・葬式。告別式から火葬までを1日で執り行うお葬式プランです。
火葬式
葬儀費用を抑えたお通夜・告別式を行わず、火葬のみを執り行うお葬式プランです。
初めてのお葬式・お役立ちコラム
葬儀社の決め方
葬儀社とは葬儀前から葬儀が終わるまで関係を持つことになるため、損をしたりトラブルに巻き込まれたりしないよう慎重に決めることが大切です。葬儀社の決め方の詳細をもっと読む
葬儀と告別式の違い
葬儀と告別式は、故人が安らかに眠れるように行う大切な儀式です。それぞれの意味や違いをしっかりと理解した上で進めることは、最低限の『故人への礼儀』でもあるのです。 さて、ここでは、『葬儀』と『告別式』の違いについて分かりやすく解説します。葬儀と告別式の違いの詳細をもっと読む
遺体の搬送・安置
亡くなった本人の遺体を搬送・安置する上では、迅速な行動と冷静な判断力が必要になります。ただ、『搬送前には医師から死亡診断書をもらわなければならない』など、いくつか知っておくべきルールもあります。遺体の搬送・安置の詳細をもっと読む
死亡後の手続き
近親者が亡くなった場合、通夜や葬儀の準備とともに、死亡に伴ういくつかの手続きも必要になります。 その多くは市区町村の役所で行うもので、中には7日以内といった期限付きのものもあります。 手続きが必要な種類を事前に知っておくことで、いざ自分が手続きをしなければならなくなった時に焦らず対応することができます。 死亡後の手続きの詳細をもっと読む
お葬式の準備
通夜は、近親者が故人をそばで見守り夜を過ごす儀式です。 故人の冥福を祈るために、最期の別れを告げる大切な時間となります。そんな通夜ですが、具体的にどんな準備をすればいいか知らない人は多いのではないでしょうか。 知らなないまま遺族や親族がなくなってしまうと、準備するべきことが分からず戸惑ってしまうこともあるでしょう。お葬式の準備の詳細をもっと読む
病院から危篤を告げられた
入院している本人が危篤状態になったと医師に告げられた時、あなたは冷静に対応することができますか?対応する術を知らないままだと、『最期に本人の会いたい人に合わせられなかった』、『本人の関係者への連絡が大幅に遅れた』といった残念な結果を招くことになります。病院から危篤を告げられたの詳細をもっと読む
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亡くなったらまず発行されるものとして、死亡診断書または死体検案書があります。故人をどこかに移動させるときや市役所に死亡の届出をするときに必要な書類で、いずれかがなければ葬儀を滞りなく終えることができません。葬儀に必要な書類の詳細をもっと読む
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大事な人を失ったときには、誰でも辛く、頭が真っ白になってしまうものです。しかし、やるべきことはたくさんあります。身内の臨終後、すぐに必要なことをシンプルにまとめました。身内が亡くなったらやることの詳細をもっと読む
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葬儀の流れ
葬儀社に連絡
臨終→葬儀社に連絡→ご遺体の移動→安置→葬儀の打合せ
葬儀場・日程や菩提寺等への連絡、斎場(火葬場)確認・葬儀方法決めます。
通夜
納棺→通夜→通夜ぶるまい
家族葬の場合、参列者が身内のため、通夜や告別式の受付は用意しません。
告別式
告別式(読経・焼香・献花)・式中初七日→斎場へ移動→火葬
火葬の間に斎場別室で精進落としの場合もあります。
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